アーカイブ | 11月 2016

  • 胃酸の影響で食道炎の症状があるならネキシウムで治療

    食生活が欧米化するに従って、もともと白人に多かった逆流性食道炎が日本人でもよく見られる病気となりました。 食道炎は食道の粘膜部分が炎症を起こしてびらんや潰瘍を生じている状態を指しますが、特殊なケースを除くとほとんどの食道炎は逆流性食道炎に分類されることが多くなっています。 逆流性食道炎の症状は、胸やけや胃の中の物が逆流してくるような感じが主なものとなっており、胸やけがひどいと仕事に集中出来ないなどの悪い影響が生活にも出ますし、食事が取りにくくなってしまうこともあります。 このような逆流性食道炎の症状は、胃酸が食道へ逆流することで粘膜が傷つくことが原因で起こっています。 そこで、逆流性食道炎の症状を抑えるために処方されることがあるのが、胃酸の与える悪い影響を抑える効果を持つネキシウムです。 ネキシウムはエソメプラゾールを主成分としており、カプセル状の内服薬が発売されています。 ネキシウムはプロトンポンプ阻害薬という種類の薬で、飲むと胃酸の分泌を強力に抑えることが出来るので、胃酸の影響で起こっていた食道炎の症状を改善することが期待出来ます。 また、この薬は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療などにも用いられることがあり、他の2種類の抗菌剤と併用することでヘリコバクター・ピロリの除菌に使われることもある薬です。 ネキシウムは病院で胃潰瘍や逆流性食道炎と診断された時に処方される薬なので、医師や薬剤師の説明を聞いてから正しく服用するようにしましょう。 なお、この薬の連続しての服用は逆流性食道炎の治療に使う場合は、通常8週間までとされています。 逆流性食道炎は、患者さんによっては再発を繰り返す場合がありますが、この薬を飲み続ける場合は定期的に血液学的検査を行って体調の変化に気をつける必要があるため、医師の指示に従って治療していきましょう。